ケーキカットやファーストバイトは、結婚式のメインイベントとしてゲストからの注目度も高いですね。ウェディングケーキは新郎新婦様の次に”主役感”のある存在です。

「自分たちの結婚式には、どのようなウェディングケーキをオーダーしよう?」とウキウキする気持ちと、「みんなどうやって決めていくの?」と何から手をつければいいか不安な気持ちとが混同している方もいるのではないでしょうか。

セントルミエールでは式場内にパティシエがおり、直接相談することができます。高さ、デザイン、価格面など包括的な打ち合わせが重ねられます。安心してお任せくださいね。

パティシエにイメージを伝えておまかせする

予算や形、段数などをこだわりのポイントを伝え、あとはパティシエにおまかせ!司会進行や演出はお二人にたくさん考えていただくので、ウェディングケーキだけは”当日のお楽しみ”としてもいいかもしれません。

好きなフルーツで彩る

お好きなフルーツはありますか?この季節であれば、苺を初めとするベリー系、オレンジやレモンなどのかんきつ類、りんごやブドウなどもおすすめです。選ぶフルーツによって、また飾り方によって与えるイメージが異なります。

フルーツが前面に出ると、カラフルで可愛らしい印象になります。反対にケーキの何か所かにポイントとしてフルーツを飾ると、大人っぽく上質な雰囲気に見せることができます。お二人の想い出が詰まったフルーツ、例えば『初デートがイチゴ狩り』『お料理教室で出会って、そのとき作ったのがアップルパイだった』などあれば良いですね!ぜひエピソードを司会者に紹介してもらいましょう。

結婚式のテーマに合わせてつくる

結婚式に向けた打ち合わせを重ねる際、一番初めに決めていただくのが”式のテーマ”です。好きなキャラクターであったり、「ドラマティック」「海」「映画」であったり。お二人の趣味嗜好や、ゲストをお招きしたい空間のイメージを表すものですね。

テーブルコーディネートやペーパーアイテムに合わせて、ウェディングケーキのデザインを決めると、統一感のある披露宴になります。バラの花をあしらったドラマティックなケーキ、ガーデンウェディングと相性ぴったりのカップケーキのケーキタワーなど、選択肢はさまざまです。

お二人の趣味嗜好を盛り込む

お二人共通の趣味をデザインに反映させたり、異色の組み合わせを実現させることも、ケーキの上ならできるのです。一段のケーキに、好きな映画のワンシーンをモチーフにした絵を描く。高さのあるケーキのいたるところに、好きなキャラクターを忍ばせる。

私が記憶に残っているのは、高さのあるケーキ最上部で…まぐろがラーメン鉢から顔を出しているケーキ!気になる方はInstagramで確認してみてくださいね。『異色のコラボレーション』という言葉がぴったりの、ユーモアのあるウェディングケーキでした。

ご自身でデザイン画を作る

「こんなケーキを作ってみたい!」という具体案が頭に浮かんでいる方は、ぜひデザイン画を書いてみてください。パティシエも、新しい課題への挑戦を楽しんでおります。

素材など細部にこだわる

スポンジ部分には米粉を使いたい、キャラクター部分はチョコでコーティングしてほしい、など細部へのこだわりはありますか?お菓子作りが得意な方などは、お気に入りの食感や素材があると思います。

今まで描いたことがなくても、今はネットでいろいろなケーキが見られますよね。理想に近いケーキの写真をいくつか保存しておいて、アレンジを加えながらお二人だけのケーキを作っていくのも楽しいもの。ぜひ挑戦してみてくださいね。

イメージに近い写真やざっくりとした絵で伝える

デザイン画は、しっかりと形になっていなくても構いません。パティシエとイメージを共有するツール、くらいにお考えください。絵が苦手という方は、ご自身で書かれた絵と一緒に参考写真をお持ちになるのがおすすめです。

「この形をベースにして、飾りつけはこんな風にしたいんです」
「ケーキの断面図は、こんな感じにできますか?」
など相談しながら作り上げることも可能なので、恥ずかしがらずにどんどん伝えてくださいね。

 

飯倉 澪香 プランナー