結婚式を控えたみなさんとお話ししていると、つくづく”結婚はタイミング”なんだなと感じます。

『このタイミングで一緒にいなかったら、結婚を意識することはなかった』

婚活で苦戦している方の多くは、結婚は奇跡のようなものだと感じられているかもしれません。自然な流れでプロポーズ、結婚と進んでいくのがもちろん理想。しかし、男女では結婚に対する考え方やタイミングが異なるから厄介なのです。

結婚適齢期の男女差

『結婚適齢期』という言葉は、今の若い方も聞いたことがあるのではないでしょうか。文字通り、結婚するに適した年齢・時期という意味合いです。昔は、一般的に25歳前後を指したようですが、今は違いますね。適齢期は、自分で決めるのです。男性も女性も、結婚を自発的に意識したときが”適齢期”。個人個人でもちろん差はありますが、考え方には男女差もあります。

男性が結婚を意識するタイミングやポイントはどこなのか?そのズレを埋めることが、結婚への1つの手段となるのかもしれません。

結婚は、適齢期になってから

男性も女性も、「今、してもいいかな」というタイミングにならなければ、結婚を意識しません。そのタイミングのとり方が、人生のどこに重点を置くかで異なります。若いうちに結婚して”親”になることに重きを置くのか。キャリアを積むことを優先するのか。独身のうちに成し遂げたいことがあれば、それが落ち着いたときに結婚を考えるでしょう。

男性が女性と異なる点は、一言で表すなら『責任感』です。社会的な立場を確立する、安定した収入が手に入る、ある程度貯金がたまる、など大黒柱としての務めが果たせる自信がついたときが、結婚を意識するタイミングのようです。

彼からプロポーズを引き出すには?

焦りは禁物です。おおらかな態度で接し、彼が求めるタイミングで、さっと差し出せるように準備をしておくのがおすすめです。

男性が結婚を意識するタイミング

まず第一に、男性自身が適齢期になったと感じたときです。昇進などお祝い事があったときに、ブライダルフェアに誘ってみるのもおすすめです。料理をメインにしているフェアに申し込み、おいしいものを食べてお帰りになってください。

結婚を意識させようと、無理にあれこれしゃべらなくても大丈夫。結婚式場にお2人で来ることに意味があります。

女性が準備できること

相手にとっても、自分にとっても、結婚は”生活”です。自分が疲れてしまうほど尽くすのも、パートナーに甘えて求めすぎるのも、理想的な関係ではありません。親しき仲こその礼儀を持てているか、彼を疲れさせていないかなど、自身を振り返ってみましょう。

将来の話をするなら、プレッシャーを与えないよう明るく楽しく。好みのインテリアの話をする、寝具や食器を一緒に選ぶ、など生活を連想させるデートもおすすめです。ペットがいるなら、ペット用品を買いに行くのもいいですね。子どもがいる生活を、疑似体験することができます。

まとめ

今は夫婦のあり方も多様化しています。年齢もそうですし、女性が会社勤めをし、男性が家事をこなすというカップルも少なくありません。

セントルミエールの結婚式は、すべてがオーダーメイド。『結婚式』『適齢期』『理想の夫婦』などという世間一般のカラーに、お2人が染まる必要はありません。お2人にしかできない結婚式を、お手伝いさせてくださいね。

 

中島 詩織 プランナー