そろそろ結婚!と考えたときに、やはり気になるのは貯金ですね。今の貯金で足りるだろうか?節約しながら、素敵な結婚式って挙げられるのだろうか?期待に胸を膨らませつつ、同時に不安もあることと思います。

 

結婚前、みんなの貯金はどれくらい?

よほど仲の良い友人でなければ、貯金の額など話すことはありませんね。結婚前のカップルは、どれくらい貯金をしてから親に挨拶をしたり、ブライダルフェアに行ったりと、具体的に動き始めているのでしょうか。

 

実際ブライダルフェアで多くの方とお話をしますが、「半年後の式に向けて、今2人で貯金している」というカップルはたくさんおられます。結婚を考え始めたときは、貯金は100万円以下だったという方も珍しくありません。

 

結婚にかかる費用の相場

お金のことを考えると、憂鬱になってしまう人もいるでしょう。全体像を把握しておけば、不安も薄れるはずです。お2人ならばいくらくらいかかるのか、書き出してみましょう。

 

結納

まずは結納。現代では10組に1組ほどの割合ではありますが、両家の意向を確認する必要があります。顔合わせの食事会のみであれば、出席人数×1万円ほどと考えておくとよいでしょう。

 

婚約指輪、腕時計等を結婚記念品として贈り合うのであれば、その分の費用もかかります。結納金を準備する場合は、100万円ほど用意されることもあります。

 

新居、家具など新生活にかかる費用

マンションを新しく契約する、家具家電を揃える、などされる場合は100万円ほど必要です。(一般的に結納金の100万円がこちらに当たります。)

 

一人暮らしのときに使っていたもの、実家で使っていたものなどが利用できるなら、その分節約ができますね。どちらかの実家で同居する場合も同様です。

 

新婚旅行

平均で60万円ほどと言われていますが、行き先や季節によっても変動します。結婚式と新婚旅行を兼ねて、海外で挙式をされるカップルもおられますね。挙式を海外で済ませ、1.5次会を当館で開かれたカップルも多くおられます。

 

指輪

婚約指輪は40万円、結婚指輪は2人分で26万円が平均と言われています。婚約指輪はなかなか身につける機会がないので、購入しないカップルもおられます。その代わりに、10年の記念日には指輪を贈りたいという新郎様もおられました…素敵ですね。

 

結婚指輪は10万円以下で揃うものもあれば、50万円を超えるものまでさまざま。つけた感触であったり、デザインであったり、オーダーメイドであったりと、重視されるポイントが異なります。買い換えるものではないので、お2人ともが納得できるものを選びたいですね。

 

”お2人の”結婚式費用は?

結婚式の費用は、招待するゲストの人数や、どんなおもてなしをしたいかで大きく異なります。理想の挙式スタイル、披露宴の演出があれば、そのこだわりポイントに対する満足度やコストパフォーマンスで、式場をいくつかピックアップされてはいかがでしょうか。

 

そして理想をすべて詰め込んだ状態で、見積書を作成してもらいます。そうすれば、どれを引き算すればいくらに収まるかを自分たちで考えられます。

 

無理なく2人で貯めるには

連名の預金口座が作れれば良いのですが、残念ながらそれはできません。そこでおすすめなのが、結婚費用のためだけの口座を互いに開設すること。

 

まず毎月給料からいくら貯金に回すのか、ボーナス月はどうするのか、先に話し合います。毎月着実に、計画的に貯まっていきます。自動積立にしておけば忘れることもありません。定期的に見せ合って、進捗確認をしましょう。

 

貯金がないと結婚できない!?

そんなことは決してありません。式当日のご祝儀もありますし、多少なりとも援助してくださる親御さんもおられるでしょう。

 

「お金がないからまだ結婚は…」ではなく、

「結婚するためには、どうすれば良いかな」。

お2人で話し合い、前を向いて進んでいけるのが理想的ですね。まずは目標貯金額をはっきりさせること。わからないことや不安なことは、ぜひ相談会でお話しくださいね。